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   1)LH-RH類似ペプチドの合成法
 

我々が行った合成法は、当初は8番目のアミノ酸であるアルギニン(Arg)の保護基としてニトロ基を使用し、フッ化水素(HF)で脱保護する方法をとっていた。しかし、この合成法で大量に製造するのには、脱保護用の大型フッ素樹脂反応器を必要とする。また、量の増加に伴ってアルキル化等の副反応も増加するため、アルギニンの新しい保護基として、Methoxybenzenesulfonyl(MBS)注1を開発したが、この保護基はメチル硫酸(CH3SO3H)で容易に切断できるので特別の反応器を必要としない。この方法と、TRHの合成に応用したHONB法を組み合わせてLH-RH誘導体の合成を行ったが、最終的には、約150種類の関連ペプチドを合成した。
注1 MBS:Methoxybenzenesulfonyl
右の構造の化合物で、アルギニンの保護基として使用される。
 


// indexへ // はじめに // 1.TRHの合成研究 //2.LH-RH誘導体の合成研究 // 2-2)LH-RH類似ペプチドの生理活性 // 2-3)前立腺ガンへの応用 // 3.おわりに //


Last updated:1999/03 



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